水玄京の名前の由来

水玄京という社名には、漢字それぞれに意味を持たせており、

事業を運営していくにあたり、忘れてはいけない思いを込めております。

上善は水の若し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む所に処、故に道に幾し。

訳:最上の善なるあり方は水のようなものだ。水は、あらゆる物に恵みを与えながら、争うことがなく、誰もがみな嫌がる様な低いところに落ち着く。

これは、中国の思想家、老子が残した言葉であり、人とはどうあるべきかを説いた文節です。私は、この言葉にひどく感銘を受け、周りの人に利益を生みながら、それに驕ることなく、謙虚な姿勢を忘れないような人になりたいと思うようになりました。会社を設立するにあたり、そのような組織を作りたいと思い、「水」という文字を社名の始まりといたしました。

玄という言葉には多くの意味が込められております。

まず初めに玄人。これは、一つの物事を熟練した人であり、私たちのサービスを行う上で一番重要視している、「職人」の方々に敬意を表して入れました。また、玄には、奥深いものという意味もあり、職人の方々が作成される工芸品、しいては日本文化の奥深しさを世界に届けたいという意味も込めております。最後に、玄には黒色という意味もあり、会社全体を、黒を基調とした、シンプルで洗礼されたような統一感を作りたいと思い、この漢字を社名の中に入れました。

最後に、私たちのビジョンでもあるように「日本文化と、発展の礎になる」ことを願いとし、これからの日本文化、またはその発展の都になるような企業を目指すという意味合いを込めております。

また、私たちが会社を興した場所が京都ということもあり、会社設立をした際の初心を忘れないようにという願いも込めて付けました。

最後に

水玄京が工芸品を通じて、多くの方々に長く愛していただけるように精進してまいりますので、

何卒宜しくお願い致します。