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クローゼットの「服」に
新たな「命」を吹き込む
クローゼットの「服」に新たな「命」を吹き込む
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白いTシャツを着ている時に、ラーメンを食べに行くと知らず知らずのうちにシミがついて
お気に入りのTシャツを汚してしまった経験は人生で一回はしているはず。
あの小さなシミって目立たないようで意外と目立つし、気にすればするほどシミが大きく見えますよね。
クリーニングに出せば済む話だけど、果たして本当に消えるのか不安になるものです。
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普段着る白いTシャツだけでなく
ボーナスでやっとの思いで購入したブランド物のコート
クリスマスに大切な人からもらったセーター
大事に保管していても気づかぬうちに、シミ、黄ばみがあり
「シミさえなければ着たいのに」と思ったことがあるのではないでしょうか。
本記事では、株式会社京都紋付の京黒紋付染の技術を利用した「Rewear Project」をご紹介致します。
「Rewear Project」とは、100年以上も前の先代から継承されてきた
黒紋付と呼ばれる真っ黒に染め上げる和装の伝統技術を洋服の黒染に活用し汚れや
経年劣化による色落ちで着ることができなくなった衣類をよみがえらせるプロジェクトです。
シミがついてしまった服、衝動買いしてしまった派手な服、フリマアプリで売ろうとしている不要な服。
お気に入りだったあの服を黒色に染めてもう一度着てみませんか? 服達もきっと喜びます!
株式会社京都紋付
初代 荒川金之助
世界一の黒への挑戦
京都紋付は、日本の伝統的な正装である黒紋付だけを、100年間染め続けてまいりました。
ただひたすら世界一の黒を求め、黒を一層深みのある黒へと。
「体を切ったら、黒い血が出てくるかもしれん。」
先代荒川忠夫のこの言葉が、京都紋付の黒へのこだわりを如実に表しているかもしれません。
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黒よりも黒い「深黒加工」
「深黒加工」とは、衣類をただ単に黒く染め上げるだけではなく
独自の技術で撥水加工を施すため、雨等による経年劣化を防ぐことができ
より長期的に使用できる服のリユースを可能にしています。
さらに、この加工により光をより吸収し
本物の黒に到達した際には洗濯による色落ちも防ぐことが可能です。
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地球環境にやさしいこと
染め直すことは地球環境にもやさしく、環境負荷を軽減させることにもつながります。
日本で可燃ごみ・不燃ごみに出される衣服の総量は年間で約50万トン。
その内、再資源化されているのはたったの5%。
残り95%の約48万トンを焼却・埋め立て処分されています。
「服を捨てる」という選択肢を捨て、「服を染める」という選択肢へ
現在よりも1年長く着ることで、全体として4万トン以上の廃棄量削減につながると言われています。
安価におしゃれな服を手に入れることが容易になり
「汚れたから捨てる」「派手な柄で1回しか着てないけど捨てる」
など、服に対しての愛情が小さくなってきている気もします。
まずは、購入した服に愛を持って長持ちさせることを考えてみてはいかがでしょうか。
*参照:株式会社日本総研【環境省 令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務】
サービス利用の流れ
サイト上からお申込みいただきます。お申し込み後、衣装をご送付ください。
素材を確認してください!
ご依頼にあたりご不安のある方は、衣類についている洗濯ネームをご確認ください。
衣類の脇や首のところに(ジャケット等はポケットの中にあることも!)
縫われている洗濯ネームに書かれている素材をご確認ください。
発送いただく衣類とともに送っていただいたお客様名・注文番号をご記入したメモを同封ください。
※商品発送の際は、送料お客様ご負担の元払いにてお願い致します。
染替品送り先≫
㈱京都紋付 K受付係
〒604-8823 京都市中京区壬生松原町51-1
TEL:075-315-2961
商品確認後、注意事項やサービス内容を最終確認し、本お申込みとなります。
商品の到着後、染色に問題がある場合のみご連絡させて頂きます。
問題なければ納品までお待ちくださいませ。
仮申し込み時にいただいた内容で変更が無い場合は、お見積は作成せず、本お申込みとなります。
懸念事項や価格の変動がある場合は最終のお見積りを発行いたします。
お見積り書の発行は、衣類の到着後3日~10日間頂戴しています。
土日は営業をお休みしているので、週明けの月曜日か火曜日になることがあります。
※お見積りのご連絡後、3か月間お見積り内容ご承諾のお返事がいただけない場合、
着払いにて衣類のご返送させていただきます。
染替え期間は本申し込み完了後、約1カ月程度いただいております。
染替え完了後、衣類を発送いたします。
管理・誤配送防止用のタグが付いております。外してからご着用ください。
素材・注意事項
素材
染め替え可能 | 染め替え不可能 | 要相談 |
綿 麻 シルク 羊毛 レーヨン キュブラ | ポリエステル100% アクリル100% ナイロン 革 アセテート トリアセテート ダウン | 染まる素材(綿・麻など)と 化繊(ポリエステル・アクリル・ナイロンなど)の 混紡・交織のものはその混率、組織によって 染め上がりの色が変化する為 黒く染まらないのが大半です。 |
※染められる素材が50%以上含まれていれば受付が可能です。50%以下の場合は受付不可となります。
※シルク・羊毛は大変繊細な素材であるため、縮みによる型崩れや白いスレが発生し直せない場合がございます。
また、通常の染めと異なる方法で染色いたします。料金のページをご参照ください。
※レーヨンは水や熱に弱いため収縮率が大きく、特に高級で繊細なものはしわが発生して、風合いが変わる場合があります。
※キュプラもレーヨンと同様にしわが発生して、風合いが変わる場合があります。
※革製品は染色不可です。そのため、革の付属がついた衣類などは、あらかじめ取り外すことが出来ない場合には染色加工ができません。
※アセテート・トリアセテートについては、少量でも組成に含まれている場合は染色不可となります。
※「真黒には染まらない」という前提のもと、染色加工が可能な場合があります。ご相談ください。
※ダウンジャケットなど中綿を含むものは染色できません。(キルティングは要相談)
※トレンチコート、スプリングコートなどの裏地によく見られる防水テープは接着剤で付けられており、染色の際にテープが剥がれる為、染色不可となります。
注意事項
生地について
- 高温で染色する為、素材によっては縮みや傷みが生じる場合があります。
- 生地が弱っている場合、破れたり穴があいたりする可能性があります。
- ダメージ加工などの加工が施されているデニムパンツ等はそこがさらに傷んだり、生地が染まってしまう事があります。
- 形態安定やノーアイロン加工などの加工や撥水加工が施されている衣類は、ムラがあったり、黒く染まらず変色する可能性があります。
縫製糸について
- 縫製糸、刺繍糸、ボタンホールなどはポリエステルが使用されている場合が多く、その部分は元色のまま残ります。
例えば、元色が白の衣類でそれを黒に染めた場合、縫製糸がポリエステルだと黒の服に縫製糸が白いステッチとして残ります。 - 縫製糸がほつれる可能性があります。
- 金糸、銀糸は変色する可能性があります。
色むらについて
- 色が部分的に褪せている場合、全体が均一に黒くならない可能性があります。
- 混紡、交織のものはその混率によって色むらが出る可能性があります。
- 目には見えない油や汚れが付着していると、そこだけ染まらず染ムラになる可能性があります。
型崩れについて
- 衣類に関しては、染替え時には高温の中でかき回しながら行いますので衣類の風合いを損ねる場合があります。
- 裏付きや肩パット、芯地のついているものは、型崩れする恐れがあります。
基本的には染替えをご遠慮させていただいております。
縮みについて
- 洗濯表示にドライマークのあるものは、収縮してしまう恐れがあります。
- 製品の素材や縫製仕様により、染替え時に縮む恐れがあります。
染色不可の際のご返送について
- お洋服をお送り頂き、弊社で染色不可と判断させて頂いた場合は、送料着払いにてご返送させていただきます。
- 複数点お送り頂き、染色可能な物と染色不可の物があった場合、染色工程終了後に染色不可の物も併せてお送りさせていただきます。
※染め直しは高温処理のため、生地傷み・縮み、染め後の色落ち、縫いの引きつれ、付属品の腐食・劣化・破損など様々な障害が発生する危険性があります。
当社では、そのような障害が発生した際の責任を負いかねますので、上記注意点をご理解ご納得の上でご依頼いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
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