工芸品に関する記事– category –
-
工芸品に関する記事
【美濃焼とは】美濃国からグローバル規模の陶磁器となった道のり
【美濃焼とは】 美濃焼とは美濃国(現在の岐阜県)の東部地域で生産されてきた陶磁器の総称です。実は、国内で生産される陶磁器のおよそ50%が美濃焼と言われています。和食に欠かせない器も、お茶を飲む際に使うコップも、多くが美濃で焼かれていて、私た... -
工芸品に関する記事
【江戸手描提燈とは】灯りと文字で感じる江戸の粋
【江戸手描提燈の製作工程】 下絵 鉛筆で元となるデザインを書き起こしていく 縁取り 文字の縁をバランスよく囲っていく 中塗り 縁取りした文字の中を塗っていく 仕上げ デザインによって提灯全体のカラーを塗っていく。 枠をはめる 提燈の上下の口に木や... -
工芸品に関する記事
【東京洋傘とは】雨の日が楽しみになる最強アイテム
【東京洋傘の製作工程】 生地織 多種多様なデザイン・カラーがあり、 一つ一つを生地屋さんが手作りで織り込む。 骨制作 職人が様々な形の骨組みを手作業で作る。 手元製作 手作りで成型、削り出し、研磨までを行う。 仕上げ 生地、骨組み、持ち手を組み上... -
工芸品に関する記事
【東京銀器とは】日本シルバー製品の最高峰
【東京銀器の製作工程】 鍛金 加工しやすくするために、地金を加熱し柔らかくします。円型に切り取ったシルバーの板を木で作られた当て台にはめ、叩いて形を変形させていきます。固くなってしまった地金をもう一度加熱し、柔らかくして打ち続けます。この... -
工芸品に関する記事
【房州うちわとは】軽くて持ちやすい日本の夏の風物詩
【房州うちわの製作工程】 竹伐り 冬の季節に竹を刈り取ることが一般的。選定する竹は一定の太さで節が等間隔であり、まっすぐな竹が適切とされています。 割竹 竹を細かく割いていき、うちわの骨となる部分を形成します。竹の中心から偶数に均等に割き余... -
工芸品に関する記事
【伊賀くみひもとは】忍者の里で生まれた万能道具
【伊賀くみひもの製作工程】 染色 オーダーが入った色の糸を植物性染料、化学染料を用いて染め上げていきます。 経尺 くみひもを作っていく中で非常に重要な工程。糸を束ねていく作業で、作るくみひもによって異なる糸の長さ、本数、色、個数を特別な道具... -
工芸品に関する記事
【堺打刃物とは】侍の国で生まれた代物
YouTubeで製作工程をご覧頂けます! https://www.youtube.com/watch?v=8-Bq3UgkfWQ YouTube 【誰もが唸る切れ味】 9割の料理人が使っていると知られる「堺打刃物」。現代でも庖丁一つ一つを15の工程を踏み、手作りで作っており、その切れ味は料理人を唸ら... -
工芸品に関する記事
【豊橋筆とは】日本の中心で筆産業を支える豊橋筆
【豊橋筆の製作工程】 豊橋筆の製造工程は全部で36工程あり、全ての工程が職人による一貫した手作業でつくられています。 選別 職人の目により原毛の良し悪し、長短を選別し、不要な毛を取り除き概形を作ります。 練り混ぜ 様々な毛を用いる豊橋筆。水を使... -
工芸品に関する記事
【近江一閑張とは】近江で生まれたどこでも使える万能品
【近江一閑張の製作工程】 編み 紙を縦横斜めとあらゆる角度に編み込んでいきます。ひねりや編み込みをきつくすることで丈夫な商品が生まれます。 張り 手すき和紙を上から張っていきます。隙間なく張ることで丈夫で破れにくい表面に仕上がります。 塗り ... -
工芸品に関する記事
【尾張七宝とは】日本の中心から輝きを放つ
【尾張七宝の製作工程】 素地を作る 金属でできた素地に釉薬をつけ一度焼きます。この工程で作品のベースが出来上がります。 銀線を立てる 純銀製の線をデザインの輪郭にそって立てていく工程。一つ一つのパーツは極めて小さく、集中力を要します。 釉薬を...