概要
株式会社水玄京(京都府)は、日本刀に用いられる白鞘の制作工程を網羅したプロセス動画を公式YouTubeチャンネルにて公開しました。
白鞘とは、日本刀を最適な状態で保管・保護するために作られた、金具や漆塗りのない白木(主に朴の木)で作られた鞘と柄のことです。
通気性と湿度調整に優れ、錆びから刀身を守る「休め鞘」としての役割を果たします。
制作工程
型取りと溝彫り : 刀身を木材の上に置き、正確に輪郭を写し取ります。2枚の木材(表と裏)を合わせ、ノミや小刀を使って刀身がぴったり収まる溝を彫り込みます。
合わせと削り出し: 刀身と鞘の内側が密着するように微調整を繰り返します。隙間なく削れたら、2枚の木材を合わせます。
接着 : 木材の接着には、米粒を練りつぶした自然由来の糊である続飯(そくい)を使用します。
外装の仕上げ : 乾燥後、カンナや小刀を使って鞘と柄の外側を削り、刀身と一体感が出るように美しい流線型に削り出します。目釘穴(めくぎあな)を開け、表面を滑らかに磨き上げたら完成です。
▶︎【YouTube】動画はこちらからご覧いただけます
よくある質問
株式会社水玄京(Suigenkyo Co., Ltd.)について
株式会社水玄京(本社:京都府京都市)は、日本の伝統工芸品を世界へ届けるグローバルECプラットフォームの運営および、職人の技術とストーリーを世界へ伝える映像制作事業を行っています。
本記事(および動画)は、水玄京が現地で伝統工芸士・職人へ直接取材・撮影を行い、独自に編集・制作した一次情報コンテンツです。

